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2009年10月30日 (金)

NHKスペシャル10月11日放送『原発解体』

見解としては、過去の記事で述べた通りですが、
結局は、全て「お金」の問題であることに失望しました。

多くの人命に関わるような、取扱いに慎重を要する問題ですら、
人間は“天秤”にかけてしまうのです。

建設するときは、都合の良い言葉ばかりを並べ立てながらも、
どうにも処理できない廃棄物が出ることは解っていたはずです。
「このような事態は想定していなかった。」とは、所詮言い訳であり、
不利益なことを考えようとしなかっただけです。

これは何度でも言いたいことですが、
原子力発電が二酸化炭素を排出しないのは、発電工程においてのみです。
その他の運用面においては、凄まじい量のゴミを排出しています。

まるで、お酒や煙草のような嗜好品・・・或いは、麻薬中毒のように、
その効果だけを貪欲に追い求めているように感じます。

原子力とは、人類にとって「過ぎた道具」だったのでしょうか?
ウランなど、掘り当てるべきではなかったのでしょうか?

しかし、使い始めてしまった以上は、
それを抑制できるように“進化”しなければなりません。
できなければ、緩やかに滅びてゆくだけです。

2009年10月21日 (水)

消火器の破裂事故から考察する子供の安全

少し過去のニュースで、投棄してあった消火器を、
子供が触って怪我をするという事故がありました。

小生、諸般の事情により、消火器を点検する業務に携わった
経験があります。そのときに得た知識によると・・・、

外側の赤い容器には、圧力は加わっていません。
消火粉末が収められているだけであり、別途、
炭酸ガスが封入された、小さなボンベが内装されています。

ピンを抜き、レバーを握ることで、
ボンベ内の炭酸ガスが容器に充満し、粉末を噴射します。
つまり、外側の赤い容器が破損しただけでは、破裂しません。
よって被害者の方は、噴射の操作をしたと考えられます。

法令では、消火器は半年に一度、点検の義務があり、
屋外に設置する場合は、箱に収容しなければなりません。
つまり、錆びた消火器が野ざらしに放置されているのは、異常な状態です。

事故や災害を避けるには、危険に対する知識と、
それを早期に判別する勘が必要です。
子供がそれを備えていなければ、親が与えてやらなければなりません。

・・・と言いますか、子供の安全を“先回り”で配慮するのは、
親の義務です。

2009年10月19日 (月)

冗談と本気の使い分けについての考察

ある朝、職場に、同僚から「家族が死んでいるので、休暇を取りたい。」
という電話が掛かってきました。

「これは一大事!」と思い、上司に報告して、
誰が亡くなったのかを本人に問い質したところ、
「家族全員がインフルエンザに罹って、死んだような雰囲気である。」
という意味でした。

当場は「人騒がせな奴だ。」で済みましたが、
恐らく同時に、小生に対する「冗談が解らない奴」
という評価にも磨きが掛かったことでしょう。
しかし、この性格を改める気はありません。

対象的な例を挙げますと・・・、
あるお笑い芸人と離婚した女優さんが、テレビのトーク番組で、
「何でも笑い話で済まそうとするところが嫌になった」
と言っておられました。

冗談を真剣に受け取っても、恥をかくだけですが、
深刻を冗談にしてしまうと、信頼を失います。

小生は、目前の事象が本気か冗談か疑わしい場合は、
馬鹿を見ることが判っていても、前者を選択します。

2009年10月18日 (日)

アルコール飲料の度数上昇に関する懸念

一般的なビールのアルコール度数が、4.5%から5.5%に上がり、
それが主流になったのは、20年以上前だったと記憶しています。

そして、最近にわかに、7%~8%を謳う商品が現れ始めた事象を見て、
「酒類のアルコール度数は、簡単に操作できるものだろうか?」
という疑問が生じました。

これらの商品は、ビールではありません。
未分類の「発泡アルコール飲料」であり、
「第三のビール」「新ジャンル」等の俗称で呼ばれています。

製造方法をネットで調べてみたところ、
麦芽でない原料で造られた「発泡酒」に、
別のアルコール飲料を混ぜることによって「未分類」となるようです。

圧倒的に多いのは、「大麦スピリッツ」を混ぜ合わせる手法です。
つまり、混ぜ合わせる酒類によって、
アルコール度数を自由に操作できるわけですね。

メーカーの皆様には申し訳ありませんが、
「爆弾」という用語を思い出してしまいました。

ネットでは既に「安く早く酔いたい人向け」という論評があります。
このような商品への需要が高まり、メーカーがそれに応じて、
アルコール度数を上げるような競争を始めるとしたら・・・、

疲弊した社会が、荒湎へと傾倒してゆくような・・・、
えも言われぬ不安を感じます。

2009年10月11日 (日)

ソフト開発者への無罪判決についての随想

小生は、ファイル共有などに一切興味は無いので、
判決が有罪でも無罪でも、別段感想は無いのですが・・・、

この度の一件で、
「映画や音楽は、比較的簡単に、無料で手に入れることができる。」
という、誤った認識が広まってしまいました。
おそらく根絶は不可能でしょう。

例えるなら、よく切れる刃物を、往来の真ん中に放り出すようなものです。
「うっかり落としてしまった」と言えば、罪に問われることは無いでしょうが、
落とさないように努力するべきでした。

これからは、“形の無いもの”を作る者にも、
それの使われ方を配慮する努力が求められるでしょう。
法で定まらずとも、自ら倫理を高めなければなりません。
そして使う者にも、同様に倫理の高揚が求められてゆくでしょう。
どちらも「知らなかった」「想定できなかった」では済まされません。

トラブルが起こってから言い訳をするのではなく、
トラブルを起こさないよう、先に気を回しておいたほうが、
遥かに労力が少なくて済みます。

2009年9月26日 (土)

「核の無い世界」についての随想

先般開催された“例の会合”で、歴史的な決議が採択されたようですが、
人間が人間である限り・・・欲望を制御できるよう進化しない限り、
核兵器の根絶は困難でしょう。

これは国家の意向ではなく、個人の問題です。
核保有国の中に、放棄を促す動向がある一方で、
現在非武装である国の中に、武装論者がいたりします。

先の記事でも述べましたが、武力を是とするのは、
意固地な臆病者の思想です。
小生は、手に余るような“道具”を持ちたいとは思いません。

2009年9月25日 (金)

NHKドラマスペシャル『白洲次郎/最終回:ラスプーチンの涙』

最終回も、興味深く拝見しました。

白洲殿は一見、粗暴な性格のようですが、
実はとても柔軟な思考力を備えていて、
それを自身で意識することなく、使いこなしていたように見受けます。

しかし、そのような性格であるが故に、
面倒事ばかりを押し付けられてしまったのでしょう。

アメリカ側からは、無理難題を突き付けられ、
日本側に戻れば、非難の言葉を浴びせられ・・・、
いわゆる“板挟み”の状態で、筋を通すことは容易ではなかったでしょう。

印象に残った台詞を以下に挙げてみます。
これはあくまでも演出であり、
本人が言ったかどうかは定かではありませんが・・・。

「俺は何者でもない・・・生まれる時も、死ぬときも。」

「俺は百姓の天才でも、政治の天才でもないが、
 自分にもできることがあると信じた。」

「俺は、俺自身の良心 -プリンシプル- に従って生きる。
 俺の幼稚な良心に逆らう者は、皆吹っ飛ばしてやる。」

「格好良い」ということは、格好悪いことも黙って引き受け、
何食わぬ顔で過ごしてしまうことなのでしょう。
小生も、大いに見習ってゆきたいと思います。

2009年9月21日 (月)

マスク販売に思うウイルスの存在意義

先日、社内の売店で、インフルエンザ対策の一環として、
マスクを販売していました。

御多分に漏れず、凄い行列が出来ていましたが、
小生は、他人と同じ志向であることを好まないので、
横目遣いで通り過ぎました。

テレビの報道番組を見た同僚から、
「マスクは、四六時中装着していなければ予防に効果は無く、
むしろ、自身が感染した際の拡散防止が目的である。」
と聞きました。

ましてや、このような時期に大量生産された商品の品質には、
疑問を感じます。
行列に並んでいる間に、感染するかも知れません。

ウイルスの生態について調べてみると・・・、

・細胞で出来ていないが、遺伝子はある。
・他生物の細胞に寄生して増殖する。
・自身でエネルギーを生成せず、宿主のエネルギーを奪う。
・よって「生物」とは定義できない。

人間からすれば、なぜこのようなモノが存在するのか理解できませんが、
他の生物と同様に、変化および進化していることを考慮すれば、
地球には必要な“生命体”なのかも知れません。

それがもし、人間のように、無為に増えすぎた生き物の数を
調節するための“地球の意思”だとしたら・・・脅威を感じます。

小生は、安易に道具に頼ったりせず、基本的な生活習慣を見直し、
それによって、免疫力が適正化されると信じます。

2009年9月16日 (水)

喫煙マナー悪化に対する懸念

昨今、随所で路上喫煙を禁止する条例が制定されたり、
駅の喫煙コーナーが撤廃される等、禁煙への動きが強まっています。
これは、吸殻等の処理に掛かる費用を節約することが目的と思われます。

しかし、それに追従する勢いで喫煙者が減るはずもなく・・・、
むしろ“難民”が、矢も楯もたまらず任意の屋外で“ゲリラ喫煙”し、
今まで回収されていた廃棄物が散乱するような結果を招いています。

小生が通勤で利用する私鉄の駅では、土地柄の所為か、
火の点いた煙草を銜えたまま改札を通り、そのままベンチで
立て続けに数本喫煙し、吸殻を足元に捨てて行く不届き者がいます。

あまりにも堂々とした不埒な所業を、他の愛煙家も模倣し、
駅は無法地帯となってしまいました。
ルールが変わるだけでは、人は変わらないことの典型例であり、
怠惰が伝染することの御多分にも洩れません。

迫害された者達の心情は理解できなくもありませんが、
少なくとも今後、喫煙可能な場所が増える見込みはなく、
煙草が健康へ及ぼす影響が見直されることもありません。

過去の記事でも述べましたが、煙草は商品へと特化した結果、
文化そのものが滅び去る運命にあります。

願わくば、愛煙家の方々には、御自身で気付いて、
禁煙に踏み切って頂きたいものです。

2009年9月 6日 (日)

ハイブリッド高級乗用車の存在意義に対する疑念

外国の自動車メーカーが、ハイブリッド高級乗用車を発売しました。
性能諸元のうち、気になるものを以下に記します。

排気量      3.5リットル
重量        2070kg
燃費        11.2km/リットル
価格        1405万円

いわゆる「エコカー減税」の対象となったようですが、
元が燃費の悪い機体なので、数値目標の達成は難しくないでしょう。

環境に配慮した自動車を追及すれば、小さく,軽くなるはずですが、
世情の動向は逆に、大きく,重くなってゆく一方であり、
重くなった車体を、さらに大きなエンジンで引っ張るという、
悪しき傾向が感じられます。

そして残念ながら世界の経済は、大きく,重い自動車が
売れ続けなければ、どうにも立ち行かなくなっているようです。

この度提示された減税措置も、まだ使えるものを捨てて、
少しだけ便利なものに買い替えさせようとする扇情であり、
環境の保護よりも、経済の回復を優先している、
人間の“業”が露呈したものと言えましょう。

世界中の自動車をエコカーに替えようとしたら、
それを造るために、大量の金属とプラスチックを必要とします。
そして、加工のためにエネルギーを消費します。
よって、自動車の絶対数が減らない限り、何の意味もありません。

斯く言う小生も、自家用車を所有しています。
居住している地域が極めて辺鄙なので、依存せざるを得ません。

よって、乗る機会を極力減らす努力をしており、
現在の年間平均走行距離は1000km未満となり、
保険会社の人も驚くでしょう。

このまま大切に乗り続けて、30年後も健在であれば、
博物館に寄贈しても良いと思っています。

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