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2008年6月 4日 (水)

謝ることは損なのかという疑念

昨今、世情において「謝ったら損」「譲ったら負け」
という風潮が強まっているように感じます。

何らかの事件を起こした当事者が、会見の席で
「誠に遺憾」と発言する事例が散見されますが、
この言葉の意味は「残念」「心残り」「気の毒」であり、
謝罪ではありません。

このような卑屈な言い回しからは、
「一番の悪者にならぬよう、何とか責任を逃れたい。」
という意図が感じ取られます。

しかし、その場しのぎのプライドなど、
先の人生においては、何の役にも立ちません。

小生は、ほんの少しでも、誰かを不快にさせたと感じたら、
速やかに謝罪の言葉を述べます。

先に非を認めると不利になる・・・と、
勘違いしていらっしゃる方が多いようですが、
こんな程度のことでは、まだ優劣は決まりません。

むしろ、緊張を緩めて、交渉を穏やかに運ぶ効果が期待できます。
堂々とした態度で応対すれば、相手に信頼感を与えます。

つまり、“言い訳をしながら逃げ回る”こととは、逆の行動です。

そして、できることなら、無用のトラブルを未然に避けるべく、
自分の発言や行動が、誰かを不快にさせないか、
常に気を配っておきたいものです。

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