日本テレビ7月21日放送『トヨタECOスペシャル 炭素大循環の謎を追え! 地球一億年の大紀行』
地球温暖化の懸念のうち、二酸化炭素の循環に特化した内容でしたが、
タレント達が「大紀行」している印象が強く、
「炭素大循環」の知識を得るには、少々物足りなく感じました。
随所に散りばめられた情報を集約してみますと・・・
・約一億年前、恐竜が地上を闊歩していた頃、
激しい火山活動により、空気中の二酸化炭素濃度は
現在の約10倍あり、気温も5℃~10℃高かった。
・空気中の二酸化炭素は、海中の植物プランクトンが吸収し、
それなりに循環していた。
・プランクトンの死骸が海底に沈み、地殻変動に巻き込まれて、
強い圧力と地熱によって石油になった。
つまり、石油を掘り尽くして、燃やしてしまうと、
一億年前のように、二酸化炭素の濃度は現在の10倍になり、
気温は5℃~10℃上昇する・・・と考えられなくもありません。
恐竜ならともかく、このような環境で、
人類が生存できるのかどうかが案じられます。
番組の終盤では「CO2地中貯留プロジェクト」が紹介されていました。
小生は、これが有望な解決策だとは思えません。
炭素を「地球に還す」という表現にも疑問を感じますし、
まさか、これが石油になることは期待できないでしょう。
このような施設を建造し、稼働させるためには、
莫大なエネルギーを消費するはずです。
それよりも、消費活動を抑えるほうが先決でしょう。
