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2008年10月

2008年10月31日 (金)

FAO発表「世界食料農業白書」についての随想

《asahi.com様/バイオ燃料「環境への貢献大きくない」》

小生、国連の機関がこのような発表をしたことで、
ひとまず安堵しています。

人間が無為に放出する二酸化炭素を、植物に処理させるなど、
所詮、思い上がった幻想なのでしょう。

未開の土地を畑に仕立て上げるという工事は、
それだけで膨大なエネルギーを消費します。

森林を畑に置き換えてしまうと、
同じ植物でも、二酸化炭素の吸収量は激減するでしょう。

ある国は、砂漠の真ん中に小麦畑を造りましたが、
これは、地下に蓄えられた水を、凄まじい勢いで浪費しています。

そこが森林や砂漠であることには、必ず意義があります。
人間が立ち入ることが困難な場所は、すなわち、
「迂闊に手を出すな」という警告であると、小生は認識します。

地球環境の改善に、真に効果のあることとは、
きっと苦難を伴い、誰の利益にもならないことです。

2008年10月26日 (日)

NHKスペシャル10月17日,19日放送『世界同時食糧危機』

我々の食文化が、極めて複雑、かつ脆弱なシステム
の上に成り立っていることが理解できました。

生産から流通,販売,消費までの、あらゆる過程において、
合理性を追求し過ぎているようです。
それらはやがて矛盾を含み、いつか些細なことが原因で、
連鎖的に破綻を迎えることになるのでしょう。

過去の記事で紹介した映画の台詞
「特殊化の果てにあるのは、緩やかな死。」
が思い出されます。

番組を一貫した趣旨として、
“あの大国”への嫌疑の念が感じられますが、
小生も、とある輸出関係者の「一番高く買ってくれる国に売る」
という発言を聞くと、胸中穏やかではいられません。

対等な貿易では飽き足らず、他国の文化までも脅かす強引な手法は、
もはや「侵略」とも呼んでも、差し支えないでしょう。

「世界中に食糧を行き渡らせる」ことなど、既に幻想であり、
富める者の裏側には、必ず飢える者が存在することを、
理解して頂きたいものです。

そして日本もまた、別の矛盾を抱えているようです。

国内では毎年、約900万トンもの“食べ残し”が棄てられており、
これは、世界の食料援助量を遥かに超えています。
その中には、“未着手”の食品も大量にあります。

輸入に頼らざるを得ない状況でありながら、余らせて、
捨てるなどという所業は「愚の骨頂」と云わざるを得ません。

この度の食糧危機は、本来の「食」を顧みる、良い機会でしょう。

自分の“縄張り”にあるものを、必要な分だけ食べて、
満たされたら、それ以上欲張らない・・・。
人間以外の生き物は、皆そうしています。

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2008年10月22日 (水)

企業のメンタルヘルス対策についての考察

《Yahoo!ニュース様/メンタルヘルス対策 導入事業所いまだ33%》
《「うつ」な人ほど強くなれる/野口敬様》

小生も実感していますが・・・、
経済の滞塞等、様々な要因によって、
組織末端の個人への物理的,精神的負担は増す一方です。

企業としては、気付いていない,理解していないと云うより、
気付きたくない,理解したくない・・・と表現したほうが適切でしょう。

そもそも精神疾病の原因が、過酷な業務なのですから、
それを解消するということは、業務効率が落ちることを意味します。

何の感情も持たずに、黙々と、工作機械のように働き続ける者こそが、
手間の掛からない、歓迎すべき人材なのです。

長期入院されたり、悩み抜いた挙げ句に「辞職」という回答を
出されてしまっては、企業にとって損失となります。

よって、メンタルケアに真剣に取り組む企業が少ないことは、
至極当然でしょう。

しかし、精神に支障を来たすということは、
血の通った生き物として、むしろ正常な反応なのかも知れません。
少なくとも、工作機械ではないでしょう。

異状に気付いた、その自分の感性を信じて、
答えを探し続ければ良いのではないか・・・と思います。

“個人”を蔑ろにする企業に、何の義理がありましょうか?
小生、そのような企業は、淘汰されて然るべきであると確信しています。

2008年10月14日 (火)

テレビ朝日10月5日放送『素敵な宇宙船地球号』

タンザニアのとある村を襲った、人食いライオンの話題でした。

被害に遭われた方々に対する、同情の感がある一方、
彼等の居住地が、野生動物が住んでいた森林を
切り開いたものであることを知れば、
何らかの“因果”を感じざるを得ません。

番組に登場した学者の見解では、
ライオンはただ、本能の赴くままに生活しているだけであり、
この紛紜を打開しようと考えたり、生活様式を変えたりはしません。
しかし人間は、考えて、変わることが出来ます。

これを踏まえての、小生の所感は・・・、
地球上の全ての生き物は、限られた資源を奪い合う
という観点において、対等な立場にあります。
そしてライオンはもとより、人間よりも身体能力の優れた
動物は幾らでもいますから、
「人間が一番偉い」という驕心は、捨て去るべきでしょう。

2008年10月13日 (月)

テレビ朝日9月21日放送『素敵な宇宙船地球号』

シベリアの永久凍土が溶けることによって、
様々な影響を受けている、遊牧民たちの話題でした。

マンモスの牙を掘り出して、売り捌いて、暴利を貪る輩は、
自らを「マンモスハンター」と称しているようですが、
要は偶然、“異変”の恩恵に与っているに過ぎません。
そのような泡銭は、所詮、身に付かないものと推察します。

一方、先人達からの教訓
「大地から奪ってはならない」
「大地を傷付ければ災厄が訪れる」
を守っている民族もいます。

そして、それが単なる言い伝えではないことを
示すような事象を、とある博士が指摘しています。

永久凍土の中には、天然痘の感染症で死んだ動物が埋まっています。
これはつまり、ウィルスが冷凍保存されている可能性を示唆し、
かつて発令された「根絶宣言」は、適切ではありません。

これが再び地上に解き放たれたときのことを想像すると、
恐ろしくなります。

人類が大地を冒涜し続けてゆくと、いつか、
マンモスが絶滅した場合と逆の異変が、
人類を襲うのかも知れません。

2008年10月 8日 (水)

怪物の子供たち

過去の記事で懸念していたことが、現実となって顕れ始めたようです。

《J-CASTニュース様/「モンスターチルドレン」が出現》
《izaニュース様/“親”だけじゃない「モンスターチルドレン」の実態》
《「中年の主張」様/親の背中を見て子は育つ》

〈原因〉
ほぼ間違い無く、親に責任があります。
良くも悪くも、子供は親の特性を引き継ぐものです。

誤解を恐れずに申し上げますと・・・、
親の“限界”が低ければ、子供はそれを超えられません。

〈傾向〉
口を衝いて出てくる言葉など、大概“虚仮威し”です。
過敏に反応し、狼狽えるから、付け込まれるのです。

「教育委員会に訴えてやる」が得意技のようですが、
本当にそんなことができるのかどうか、落ち着いて考えてみましょう。

縦んば、裁判沙汰になったとしても、
被害者になりきるほどの器用さは、持ち合わせていないと推察します。

〈対策〉
まずは、攻撃に効果が無いことを教えて差し上げましょう。
誤解を恐れずに申し上げますと・・・、
相手が自分と対等などと思わないことです。
動物を為付けるぐらいの心構えが、丁度良いかと存じ上げます。

念のために、業務(または公務)を妨害した証拠や、
不快を感じた人の証言を集めておいても良いでしょう。
そんなものを使わないに越したことはありませんが、
足元を固めることによって、自信が身に付きます。

〈懸念〉
小生、親は子供に人生の“全て”を教えて、
いつかは自分を超えさせることが義務であると認識しています。
手を抜くと、それが子供の“限界”となり、
世代を経るごとに益々低下してゆくでしょう。

このような経緯で、社会に適合できない人間が増えてゆくこと・・・
ひいては、このような人々が社会を構成してゆくことが懸念されます。

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