未婚での妊娠および出産に対する未経験者の戯言
小生これらの記事を読んで、人類全体に押し並べて、
努力(義務)を怠って、結果(権利)を求める傾向が
強まっているような、えも言われぬ不安を感じました。
“デキちゃった”当事者達には、それなりに大義があるでしょう。
結婚という旧来の制度が、現代の風潮にそぐわなく
なってきているのかも知れません。
しかし、長い年月を経て確立された手順を端折るということは、
すなわち道理を外れる行為であり、倫理的にも美化できません。
生まれてくる子供が、幸せの具象形であるかのように錯覚し、
目前の不安要素を「何とかなるだろう」と軽視した揚句、
やがて進退窮まり、「こんなはずではなかった」と憂悶したり、
「人生こんなものだ」と諦観の境地に至ってしまう事例は、
案外多くあるものと推察します。
このような環境で育った子供の倫理観は、当然、親を超えられず、
世代を経る毎に劣化してゆく、負の連鎖に陥るでしょう。
これはもはや、野生へと退化しているようにも感じられますが、
人間は、都合の良いところだけ理性を発動させるので、
純粋な野性よりも質(タチ)が悪いと云えます。
野生の生き物は、安全な巣が確保できるまでは生殖せず、
子孫を残すことに全力を傾注し、死すら厭いませんから、
やはり、生半可な覚悟で“生命を創る”べきではありません。


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