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経済・政治・国際

2008年9月19日 (金)

NHKスペシャル9月14日,15日放送『戦場 心の傷』

14日放送《兵士はどう戦わされてきたか》

兵士が、戦うための“道具”に仕立て上げられる
過程がよく解りました。

映画の脚本なら「殺人マシーン」という呼称が格好良く響きますが、
現実はそんな単純ではなく、もっと悲惨なようです。

元の“人間”に戻る訓練など施してもらえるはずもなく、
PTSDと診断されて、終わりです。
自分が病気だと判っても、何の救いにもなりません。

戦争は、人の身体だけでなく、精神までも破壊します。
それが国家に不利益であることを、指導者たちは知るべきです。

15日放送《ママはイラクへ行った》

兵士の不足に苛まれた国家は、安定した生活を望む女性の心理を、
「高収入を保証」という言葉で、巧みに利用しているようです。

戦場から戻った母親たちは、
女性にとって大切な「慈愛の心」を失っていました。

いくらお金を積んでも、元に戻らないものがあることを、
指導者たちは知るべきです。

《総評》

戦争をしたい人と、戦場に駆り出される人の心情は明らかに違います。
しかし、戦争に負けたことの無い国は、
常に勝ち続けなければ、体裁を保てないのでしょう。
そしていつしか、無理にでも“敵”を作り出すようになります。

力による抑圧は、必ずそれを上回る力によって覆されることを、
指導者たちは知るべきです。

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2008年3月26日 (水)

日本テレビ3月17日,18日放送『東京大空襲』

前置きに「史実を元にしたフィクション」とありますが、
それは、「現実よりもまだ易しい」という意味ですね。
完璧に再現すると、公共の電波では放送出来ないような、
凄惨な映像になってしまうでしょう。

先の3月10日にTBSで放送された、同名のドキュメンタリーでは、
その凄惨さを垣間見ることができます。

もはや使い古された表現ですが、
戦争は壊すばかりで、何も生み出しません。
たとえ国家に利益をもたらしても、
国内外の随所に“歪み”を蓄積させます。

「争いを一刻も早く終結させるため」などという大義を掲げて、
武力を行使する論理がありますが、それは虚栄です。
誰もが納得して収まるはずもなく、新たな紛争の要因を増やすだけです。

小生が好んで鑑賞する、シュルレアリスムの絵画は、
第一次世界大戦中の芸術運動「ダダイスム」を起源としています。
これは、大戦の背景にあった世情の合理主義を批判し、
敢えて無意味なものを、芸術作品で表現するという行為です。

つまり戦争とは、合理性を追及するあまり、
思考力の柔軟性を欠き、精神的な余裕を失った果ての
愚行と言えるでしょう。

人間は、慣れて,忘れて,怠ける生き物ですから、
放っておくと、その傾向は強まります。
よって、このような映像作品を通じて、
戦争の悲惨さを語り継がなければなりません。

そして観る側の個人も、
そのような希少な情報から何かを感じ,考え,
行動する感性を身に付けておくべきでしょう。

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2008年1月29日 (火)

国内新車販売台数減少についての考察

《『るいネット』様/国内の新車販売の減少、歯止めかからず》

小生も、新車販売台数の減少に関心がありますが、
自動車の絶対数が減ることは、大いに結構だと思っています。

一昔前は、自動車はひとつのステータスシンボルでした。
しかし現在では、誰でも持っている、ありふれた道具です。
いざ公道に出ると、事故や渋滞に巻き込まれる懸念があり、
楽しめる要素は殆どありません。

某自動車メーカーのテレビコマーシャルには、
「自動車は楽しいものだから、皆さんもっと買いましょう。」
という意図が込められているようですが、むしろ虚しく響きます。

小生は、以下の組織の間に“慣れ合い”が暗在し、
自動車が増え続けなければ、その存続が危うくなるような
状況に陥っていると邪推します。

 司法機関:運転免許証の取得者数を増やせば、収入が増える。
 製造企業:運転免許証の所有者が増えれば、自動車が売れる。
 行政機関:自動車の台数が増えれば、税収も増える。

おしなべて、絶対数が増えたものは、“質”が低下します。
自動車黎明期からの勢いに任せて、
無計画にモラルの低い運転者を野に放った結果、
悲惨で不可解な交通事故が次々と起こり、
ニュース等を賑わすことになってしまうのでしょう。

危険を察知する能力がある人なら、
自動車から離れてゆくのは至極当然です。

各業界の皆様には、“ぬるま湯”はいずれ冷めてしまうことを
認知して頂きますよう、お願い申し上げます。

2007年11月 3日 (土)

原油価格高騰に関する懸念(2)

この記事を書いている時点で、レギュラーガソリンの
1リットル当たりの小売価格が150円を超える地域が出てきました。

自動車を主な交通手段としている業種においては、深刻な問題であると推察します。
しかし、とある識者の見解では「200円を超える可能性もある」とのことで、
これが実現してしまうと、数多の産業にダメージを与えるでしょう。

しかもこの事態は、石油の絶対量が不足しているわけではなく、
人間の業の深さに起因していることが、残念でなりません。
これに関わる人々の意識が変わることによって
事態が一刻も早く収束することを願っています。

2007年10月13日 (土)

原油価格高騰に関する懸念

《『トラックバック野郎』様/最近の気になるニュース》

食料品の小売価格など、日々の消費活動にまで影響が及んできました。
この度の値上げ(又は減量)に踏み切った企業の皆様は、
血の滲むような努力をした上で、苦渋の決断を強いられたことでしょう。

その一方で、暴利を貪る輩がいるような気がしてならないのですが、
まだ情報が少ないので、そんな邪推はさて置いて・・・、
石油が貴重な資源であることを思い知る、良い機会であると解釈しましょう。

2007年10月 3日 (水)

6ヶ国協議の進展に関する懸念

《『トラックバック野郎』様/最近の気になるニュース》

小生の目下の懸念は『6ヶ国協議』です。

ニュースでは、逐一何らかの進展があったように報道されていますが、
「○○する方向で合意した」等、議論は良くも悪くも平行線のままで、
一向に交わる気配がありません。

その一方で、「何でも良いからとにかく結果を出したい。」という雰囲気も感じられ、
協議本来の目的が霞んでいるような気がしてなりません。

これが、無知が故の懸念で終わってくれれば良いのですが・・・。

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