ハイブリッド高級乗用車の存在意義に対する疑念
外国の自動車メーカーが、ハイブリッド高級乗用車を発売しました。
性能諸元のうち、気になるものを以下に記します。
排気量 3.5リットル
重量 2070kg
燃費 11.2km/リットル
価格 1405万円
いわゆる「エコカー減税」の対象となったようですが、
元が燃費の悪い機体なので、数値目標の達成は難しくないでしょう。
環境に配慮した自動車を追及すれば、小さく,軽くなるはずですが、
世情の動向は逆に、大きく,重くなってゆく一方であり、
重くなった車体を、さらに大きなエンジンで引っ張るという、
悪しき傾向が感じられます。
そして残念ながら世界の経済は、大きく,重い自動車が
売れ続けなければ、どうにも立ち行かなくなっているようです。
この度提示された減税措置も、まだ使えるものを捨てて、
少しだけ便利なものに買い替えさせようとする扇情であり、
環境の保護よりも、経済の回復を優先している、
人間の“業”が露呈したものと言えましょう。
世界中の自動車をエコカーに替えようとしたら、
それを造るために、大量の金属とプラスチックを必要とします。
そして、加工のためにエネルギーを消費します。
よって、自動車の絶対数が減らない限り、何の意味もありません。
斯く言う小生も、自家用車を所有しています。
居住している地域が極めて辺鄙なので、依存せざるを得ません。
よって、乗る機会を極力減らす努力をしており、
現在の年間平均走行距離は1000km未満となり、
保険会社の人も驚くでしょう。
このまま大切に乗り続けて、30年後も健在であれば、
博物館に寄贈しても良いと思っています。




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