「言いたいことを言わなければ損なのか?」という疑念
小生の身近にも、「言いたいことは、言わなければ損である。」
という論理の持ち主が何人かいらっしゃいますが、
彼等がそれを実行して、得をしたケースは見たことがありません。
「口は禍の門」とは、よく言ったもので・・・、
このようなネットの世界でも、感情の赴くままに発言した結果、
自らの立場を危うくする人は、跡を絶ちません。
すなわち「言う」行為に対して、損得の判定を誤っているのではなく、
ただ単に、我慢できないだけでしょう。
小生は何か発言する前に、必ず推敲する時間を設けます。
ブログへの記事なら、最低でも一晩は“寝かせ”ます。
翌朝起きたとき、内容の矛盾や不備に気付くこともあります。
「言いたいことを言う」のは、
刃物に例えるなら、石斧で力任せに叩き切るようなものです。
切り口は美しくありませんし、目的外のものを傷つけます。
少し時間を掛けて、その“刃物”を研ぎ澄ませれば、
必要な処に、鋭く切り込めるようになります。
言葉は“凶器”になり得ることを、常に意識しておきたいものです。
